アーティスティックスイミングの名称、出で立ち
アーティスティックスイミング(AS[artistic swimming])は、プール内で音楽に合わせて体を動かし、技の完成度、同調性、構成、芸術的な表現力などの得点で競う水泳競技です。
2017年まではシンクロナイズドスイミング(synchronized swimming)と呼ばれていましたが、2017年7月、国際水泳連盟により変更されました。
曲や人に同調することを意味する「シンクロナイズド」が芸術性を求める演技にふさわしくないということが理由です。
これに呼応して日本水泳連盟も2018年4月から種目名等を一斉に変更しました。
▲ロシアのアーティスティックスイミングチーム(2007年5月)
アーティスティックスイミング(以下AS)にはフィギュアとルーティンと呼ばれる2つの競技があります。
フィギュア競技は技術の完成度を競うもので、音楽は使用しません。
ルールに規定された暗色の水着に白色のキャップと地味な出で立ちで、報道されることはほとんど無いです。
報道で注目されるのは、音楽に合わせて1~10人で演技するルーティン競技で、シンクロと言えばルーティン競技を指します。
イベントは、ソロ(1人)、デュエット(2人)、ミックスデュエット(男女ペア)、チーム(4〜8人)、フリーコンビネーション(8〜10人)、ハイライトルーティン(8〜10人)の6種目に分けられます。
ソロ、デュエット、チームに関しては、テクニカルルーティン(TR)と、フリールーティン(FR)が行われます。
TRはあらかじめ決められた規定要素と呼ばれる技を演技に取り入れることが定めれており、競技者の技術力に重点をおいた採点が行われます。
FRには規定要素はなく自由に演技します。
リフトやジャンプといった大技が多く盛り込まれ、技術のほか、構成力や芸術的な表現力が問われます。
技術と同時に美も競う競技であるため、ルーティン競技では派手なデザインの衣装(水着)が多いです。
耐水性の化粧品で、口紅を濃く入れるなど派手な化粧をすることが多く、髪の毛は競技中乱れないようにゼラチンで固めます。
鼻に水が入るのを防ぐため、ノーズクリップで肺の空気が鼻から漏れることを防ぎます。
競技中に万が一外れたときのために予備を持っていますが、ノーズクリップ無しで演技可能な選手もいるようです。
▲nose clip(ノーズクリップ)
ASがオリンピック種目に正式採用されたのは1984年のロサンゼルスオリンピックからです。
現在まで、すべての大会で、女子のみが夏季オリンピック種目となっています。
(女子のみが実施種目となっているのはASと新体操のみ。)
オリンピックでは当初、1人で演技を行うソロ競技と2人で演技を行うデュエット競技の2種目が実施されていましたが、1996年のアトランタオリンピックから、ソロ競技に代わり、8人で演技を行うチーム競技が採用され、現在はチーム競技とデュエット競技の2種目で実施されています。
2012年ロンドンオリンピックでは、NHKが開発し技術提供したツインズカムで、屈折率の異なる水中水上の演技をスムーズにとらえた
公式映像が中継されました。
2014年11月、国際水泳連盟は臨時総会の投票によって、「(男女)ミックスデュエット」をASの新種目として導入することを正式決定し、2015年夏の世界選手権(カザン[ロシア])が、最初の実施大会となりました。
世界選手権以外では、ビル・メイ(米国)のように、女子と組んで大会に出場し優勝を果たした男子選手がいます。
2017年4月29日、日本選手権シンクロ競技において、フリーコンビネーションで、女子選手8人に交じって男子選手1人が史上初めて出場しました。
▼職人の技の粋を集めたアーティスティックな家具が好評です。
鏡(ミラー)、ガラステーブル、トイレットペーパーホルダー等
参考文献;
アーティスティックスイミング(artistic swimming)
https://bit.ly/2HNj2JY
ノーズクリップ(nose clip)
https://bit.ly/3kHnecd
Bill May(ビル・メイ)
https://bit.ly/34GtI5J
オリンピックのアーティスティックスイミング競技
https://bit.ly/35IqbTM
2017年まではシンクロナイズドスイミング(synchronized swimming)と呼ばれていましたが、2017年7月、国際水泳連盟により変更されました。
曲や人に同調することを意味する「シンクロナイズド」が芸術性を求める演技にふさわしくないということが理由です。
これに呼応して日本水泳連盟も2018年4月から種目名等を一斉に変更しました。
▲ロシアのアーティスティックスイミングチーム(2007年5月)
アーティスティックスイミング(以下AS)にはフィギュアとルーティンと呼ばれる2つの競技があります。
フィギュア競技は技術の完成度を競うもので、音楽は使用しません。
ルールに規定された暗色の水着に白色のキャップと地味な出で立ちで、報道されることはほとんど無いです。
報道で注目されるのは、音楽に合わせて1~10人で演技するルーティン競技で、シンクロと言えばルーティン競技を指します。
イベントは、ソロ(1人)、デュエット(2人)、ミックスデュエット(男女ペア)、チーム(4〜8人)、フリーコンビネーション(8〜10人)、ハイライトルーティン(8〜10人)の6種目に分けられます。
ソロ、デュエット、チームに関しては、テクニカルルーティン(TR)と、フリールーティン(FR)が行われます。
TRはあらかじめ決められた規定要素と呼ばれる技を演技に取り入れることが定めれており、競技者の技術力に重点をおいた採点が行われます。
FRには規定要素はなく自由に演技します。
リフトやジャンプといった大技が多く盛り込まれ、技術のほか、構成力や芸術的な表現力が問われます。
技術と同時に美も競う競技であるため、ルーティン競技では派手なデザインの衣装(水着)が多いです。
耐水性の化粧品で、口紅を濃く入れるなど派手な化粧をすることが多く、髪の毛は競技中乱れないようにゼラチンで固めます。
鼻に水が入るのを防ぐため、ノーズクリップで肺の空気が鼻から漏れることを防ぎます。
競技中に万が一外れたときのために予備を持っていますが、ノーズクリップ無しで演技可能な選手もいるようです。
▲nose clip(ノーズクリップ)
ASがオリンピック種目に正式採用されたのは1984年のロサンゼルスオリンピックからです。
現在まで、すべての大会で、女子のみが夏季オリンピック種目となっています。
(女子のみが実施種目となっているのはASと新体操のみ。)
オリンピックでは当初、1人で演技を行うソロ競技と2人で演技を行うデュエット競技の2種目が実施されていましたが、1996年のアトランタオリンピックから、ソロ競技に代わり、8人で演技を行うチーム競技が採用され、現在はチーム競技とデュエット競技の2種目で実施されています。
2012年ロンドンオリンピックでは、NHKが開発し技術提供したツインズカムで、屈折率の異なる水中水上の演技をスムーズにとらえた
公式映像が中継されました。
2014年11月、国際水泳連盟は臨時総会の投票によって、「(男女)ミックスデュエット」をASの新種目として導入することを正式決定し、2015年夏の世界選手権(カザン[ロシア])が、最初の実施大会となりました。
世界選手権以外では、ビル・メイ(米国)のように、女子と組んで大会に出場し優勝を果たした男子選手がいます。
2017年4月29日、日本選手権シンクロ競技において、フリーコンビネーションで、女子選手8人に交じって男子選手1人が史上初めて出場しました。
▼職人の技の粋を集めたアーティスティックな家具が好評です。
鏡(ミラー)、ガラステーブル、トイレットペーパーホルダー等
「詳細ページはこちら」
参考文献;
アーティスティックスイミング(artistic swimming)
https://bit.ly/2HNj2JY
ノーズクリップ(nose clip)
https://bit.ly/3kHnecd
Bill May(ビル・メイ)
https://bit.ly/34GtI5J
オリンピックのアーティスティックスイミング競技
https://bit.ly/35IqbTM