オーダーメイドの種類

オーダーメイドの種類
オーダーメイドは、受注生産や注文によって生産する商品、または生産工程を指します。

Order Madeは和製英語で、Tailor Made(テーラーメイド)、Custom Made(カスタムメイド)、bespoke(ビスポーク)が本来の英語表記です。

服飾業界では既製服であるレディ・メイドに対する用語としてテイラー(Tailor[仕立て屋])によって採寸・型取り・縫製された注文服を指す言葉として用いられます。

仕立て中のジャケット(仮縫いの試着)
▲仕立て中のジャケット(仮縫いの試着)

仕立て中のジャケット(仮縫いの試着)背面
▲背面

オーダーには大きく分けて、パターンオーダー、フルオーダー、イージーオーダーがあります。

以下、スーツを念頭に解説します。

「パターンオーダー」は、基本的なデザインが既にあり、サイズを注文者に合わせて製作するものです。

方法として、採寸はしますが、メーカーにより誤差があるので、実際にサイズ別の見本スーツを試着してもらい、ボタンの種類、袖口の本切羽のボタン数や縫い目の色も指定出来ます。

「フルオーダー」は、専用の型紙を起こして製作します。

織物を立体で身体にフィットさせる為、一般に途中で仮縫いが入ります。

姿勢が反身気味の方、猫背屈身気味の方、肩線がなで肩の方、怒り肩の方などに合わせて、部分的に長くしたり短くしたりしできます。

「イージーオーダー」はフルオーダーの簡易版で、既存の型紙をベースにしつつ注文者の猫背、鳩胸などの体型に合わせた補正を加えて製作します。

また、「ス・ミズーラ」と呼ばれるものもあります。

これは通常オーダーの仕立て屋とは異なり、特定のブランドに依頼するもので、そのブランドが考えるクラシカルなスタイルを基本としつつ、ディティールを注文者の自由とし、注文者の体型に合わせて製作するものです。

物品におけるオーダーメイド(受注生産[注文生産])は、生産体制は整っているものの、需要と供給のバランスが悪く、在庫や輸送などの観点から、受注後に製造し、発送するものです。

規格外の製品を新たに設計し、一品のみ製造することもあります。


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参考文献(wikipedia);
オーダーメイド(Order Made)
https://bit.ly/3bqCMgR
テーラーメイド(Taylor Made)
https://bit.ly/3318Nbq
テイラー(Tailor[仕立て屋])
https://bit.ly/2GkV33B