消防出初式の梯子乗り

消防出初式の梯子乗り
消防士や消防団員が、年始の消防出初式で披露する芸に「梯子乗り(はしごのり)」があります。
「梯子乗り(はしごのり)」

明治8年(1875年)の八代洲町警視庁火消出初式
▲明治8年(1875年)の八代洲町警視庁火消出初式

伝統芸能の一つで、真っ直ぐに立てた梯子の上で曲芸を行います。

梯子乗りの起源は諸説あり、

・消防出初式の発端になった万治2年(1659年)に行われた上野東照宮前の出初めから。

・延宝年間に行われていた見世物(はしごさし)という説。

・享保3年(1719年)に町火消が誕生した際、火災の方角を見るために長さすまたに身軽な若者が登ったもの。

町火消の中心となったのは高所での作業を専門とする職人で、仕事前の準備運動や訓練のために行っていたと言われています。

町火消の心意気を伝えるためとはいえ、落下して重傷・重体になる事故もあるので、もう少し安全な芸に変更しては如何かと思います。


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参考文献;
Wikipedia;
梯子(はしご)
https://bit.ly/2Fz7giI

梯子乗り
https://bit.ly/2R0UKNf