禁酒の日

禁酒の日
93年前(1920年)の今日、アメリカで禁酒法が施行されたことから
本日は「禁酒の日」となっています。

宗教的な意味や、過度の飲酒による心身の健康被害などから、
徐々に禁酒の気運が高まり、制定されたようです。

禁酒の日」の今日1日だけならまだしも、今後ずーっと飲めないのでは、
酒好きにとっては、何とも苦痛な法律ですね。

何かを達成しようとするときや、酒癖の罪悪感があったりすると、
「禁酒」の文字を部屋に貼って止めようとしますが、なかなか上手く行きません。

同じように、この法律もあまり上手く行かなかったようで
・カナダ国内で合法的に販売された酒類がアメリカに持ち込まれたり、
・医療目的と称して薬局を通すと、ウイスキーを手に入れることができたり、
・より不健全な非合法酒(密造酒)が出回ったり、

…などなど、

その他、一般にも禁酒法の反感が高まり、撤廃を望む意見が出るようになり、
結局、13年後(1933年)、法改正がなされました。

禁酒法が施行されていた期間は、13年10か月。

フーヴァー大統領が「高貴な実験」と呼んだ禁酒法は、
悪法の代名詞として後世に記憶されているそうです。

禁酒法(wikipedia);
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E7%A6%81%E9%85%92%E6%B3%95